Sugo SG05/SG06、次世代SFFケースを対象としたベンチマーク

Mini-ITXフォームファクターが主流の選択として一般的になっている中、SilverStoneの技術陣は新世代SFFケースを開発する絶好の機会と判断しました。SG05/SG06は、なるべく小さなサイズで性能を最大にするという前提の下で設計されました。以下のガイドは、この期待に満ちたフォームファクターにおけるコンポーネント選択について説明しています。
  1. スリム光学ドライブの採用
  2.  光学ドライブ  実際の体積  重量
     スリム光学ドライブ  210cc  190g
      標準の光学ドライブ(5.25”)  1050cc~1350cc  780g~1000g
       光学ドライブは総合的な性能にほとんど影響せず、用法はオペレーティングシステムとPCへのプログラムのインストールと、ますます限られてきています。 スモールフォームファクターでは、5.25インチの通常の光学ドライブのサイズと重さは、大き過ぎて不要です。スリム光学ドライブの採用は、SG05/SG06の設計を非採用時に比べてはるかに小さく軽量にしています。  スリム光学ドライブのサイズコンパクト化傾向に伴い、SilverStone Technologyはすべてのユーザーが容易に入手できるのを保証するため、SG05/SG06に関連して自社開発のスリム光学ドライブモデルであるSOD01(スロット・ロード方式DVDドライブ)とTOB02(トレーロード方式Blu-rayドライブ)をリリースして、それらの有用なコンポーネントをシステム構成に追加しました。
  3. SFX電源の利用
  4.  PSU  実際の体積  重量
     SG05/SG06のSFX 300W  800cc  940g
     標準のATX  1800cc~3000cc  1700g~3500g
     SG05/SG06のサイズを前のSugoシリーズケースの半分に変える努力において、SFXフォームファクター電源が採用されました。具合の良いことに、SFX電源は通常のATX電源のサイズの半分です。また、典型的なATX電源は体積以外に、ケーブルの数、長さの面でもMini-ITXケースにとって多過ぎます。
     10インチのハイエンド・グラフィックカード、スリム光学ドライブ、2.5インチハードドライブ1台、3.5インチハードドライブ1台、およびクアッドコアCPUによる電力消費量について入念に計算した後に、300W SFXモデルがSG05/SG06を駆動させるベースとして選定されました。300W SFX電源の供給元と共に緊密に協働することにより、この80PLUS準拠ユニットが非常に静かで、かつ高性能となるように調整されました。この電源は50°Cの厳しい環境でさえ300Wの連続した出力が可能で、+12Vレール2本の1本は強力な16Aでハイエンド・グラフィックカードのPCI-E6pinコネクタに専用の出力を提供できます。
     標準のATX(時々PS2と呼ばれる)フォームファクター以外に、SFXがOEMレベルにおける電源の最も一般的なフォームファクターの1つとなっています。また、Mini-ITXがより一般的になっているので、時間がたつにつれて利用可能な別売SFXの種類が増加するでしょう。
  5. 2.5インチと3.5インチのハードドライブを同時装着
  6.  2.5インチハードドライブの利点  3.5インチハードドライブの利点
     非常に高速(ソリッドステートディスク)  非常に高速
     低噪音量,或無噪音量(SSD)  大容量
     低消費電力  安価
     重量は約90g 重量は約700g<
      2.5インチハードドライブは、その低消費電力と低動作音の特性のため、デスクトップ型に一般的になっています。この傾向は、主として2.5インチのサイズで作られているソリッドステートディスクの普及に継承されてゆくでしょう。
     しかしながら、3.5インチハードドライブは、2.5インチハードドライブより容量において利点を保持し続けるので、2.5インチと3.5インチのハードドライブ両方のブラケットを含めることで、ユーザーによる最も適正なストレージソリューションの選択が可能です。
  7. Mini-DTXとの上位互換性マザーボード
  8. Mini-DTX                                                  Mini-ITX

     Mini-DTX(6.7インチ×8インチ)とMini-ITX(6.7インチ×6.7インチ)のサイズの差はわずかです。Mini-DTXは、もうひとつの拡大スロットのスペースを持っているので、より大きくなっています。
     Mini-ITXマザーボードには、1つの拡大スロットしかありませんが、SG05/SG06によって提供された拡張スロットにはファンコントローラ、マザーボードに装備された入出力ポート、または液冷経路プレートまでのコネクタのインストールを可能にします。また、拡張スロットには、10インチのハイエンド・グラフィックカードで一般的なデュアルスロット・グラフィックスカードのインストールが可能です。元々使用されるグラフィックカードが単一スロット設計であっても、ユーザーには別売のデュアルスロット冷却ソリューションにアップグレードする選択肢があります。

    例: SG05/SG06はNVIDIA™ GeForce™ GTX 680グラフィックスカード(長さ10インチ)に対応

  9. 比類ない冷却性能
  10. SG05/SG06は正圧冷却設計のレイアウトで、120mmのフロントファンを備えています。元々ケースの奥行きが短いため、空気はケース内外にすばやく流れ、内部のコンポーネントに対して素晴らしい熱伝導性を実現します。フロントファン・フィルタは、正圧設計に合わせて装備され、高性能システム動作においてもほこりが溜まるのを最小限にします。
  11. 幅広いCPUクーラー選択を提供する十分なスペース
  12. SG05/SG06でSFX電源とスリム光学ドライブを採用した別の主な利点はCPUエリアに広がるスペースです。最大78mmの高さで、標準のリテールボックスに入れられているCPUクーラーが容易に適用できるので、スリムなCPUクーラーを別途購入する必要はありません。さらに、より静音、またはマイルドなオーバークロックには、さらに大き目の別売クーラーを購入することもできます。す。
  13. マザーボード下側のコンポーネントに対応した、より長いマザーボードスペーサー
  14.  Mini-ITXマザーボードはいかなる他のマザーボードフォームファクターに増して、拡張SO-DIMMスロットやCFカードスロット、Mini-PCIeスロットなど、多くのコンポーネントがボード下側にある設計となっています。SG05/SG06の10mm高スペーサーは、これらコンポーネントをMini-ITXマザーボードに装着するのにより容易な設計となっています。
半分のサイズで完全な性能

2台のSG05を収納したSugo Pack(PA01)
 SG05/SG06の設計目標は、ユーザーが機能と性能を犠牲にすることなく、より軽量で、より効率的なシステムを作成するのを可能にすることでした。当社の綿密な計画の結果、SG05/SG06によりポータブルのマルチメディア、ゲーム、またはワークステーション用システムを誰にでも構築できます。